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4割の側の人間の言い分

何が問題?

 私は算数が好きな子で、分数がわからないという子が不思議だった。方程式の時もそう、微分、積分もわくわくしながら授業を聞いた。多分、先生のよしあしではなく、先生の教え方がへたくそでも、教科書と参考書があれば勉強しただろうと思う。

 一方地理は、確かに試験のために何度か都道府県と県庁所在地を暗記したと思うけれども、いまだに自分が行ったことのあるところしかわからない。この方面の忘却力はすごいのだ。

 社会科の関係者が調査をして、東北地方の県名と県庁所在地をのべよといわれたら、「そんなこともわからない、ちょっと理解しがたいぐらい学力の無い、日本の教育の問題を浮き彫りにしてしまう大人」にカテゴライズされることになる。

 そんなこといわれたら私だって言うぞ。
 心臓と肺と動脈と静脈の関係を、文科系の研究者は全部いえるんだろうな。
 そうじゃない証拠を私は握っているぞ。
 普通の大人だと、知らない人はいっぱいいることを知っているぞ。
 それぐらいは、息してる人間として最低限の知識だと、私は思うぞ。 
 それに確か義務教育の間に習ったはずだし。
 
 実は大人同士でも、
 「え、そんなことも知らないの?」
ということはままある。常識は、極論してしまえば、その人にとっての常識、ということになる。

 で、天動説を知らない4割の子ども達の事だけれど、何時の時代の子に比べて知らない子の割合が多いんでしょう。

 まさか、天文学に興味を持つあまりその筋の関係者になってしまった自分の感覚で言えば許しがたい数字というわけではないでしょうね。もしそうなら、何気に、得意げにそんな数字を発表してしまう子どもじみた感性を笑ってしまう。

 もしそうでないのなら、すべての大人が、これが基礎学力だと思える内容を、大人達が満足できる程度に子ども達が持っていたのは何時の時代の教育なのか教えていただきたい。

 
 
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by mayumi-senba | 2004-09-24 06:42 | 世間のこと
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