「ほっ」と。キャンペーン

へつらう人

 若い看護婦さん達が怒っている。

 「あの人、私たちにはものすごく横柄で無茶なことを言いうくせに、先生達にはぺこぺこする!!さっきまですごい顔していたのに、先生が来たらニコニコ笑って。」

 人は、自分がしてほしいように振舞う。

ということに、彼女達はまだ気がついていないらしい。

 そんなことはないのだけれど、彼の頭の中では、

 医者>自分>看護士

で、

 「自分が医者に対するような態度で看護士さんたちに接してもらいたい、もらえるはずだ、もらわなければならない。なのに看護士さんたちは自分にへつらわない。」

 当たり前である。いまどき医療関係者が威張るのもみっともないことだけれども、だからといって必要以上にぺこぺこする必要はない。サービス業としての節度を無くさぬように、でもお互いに人間同士であるという基本は崩す必要はない。

 けれども彼はそれでは気がすまないのだ。なぜなら彼は、彼より上、と思う人には、これでもかというほどのへりくだった態度を取っているではないか。

 悲しいけれど、人との付き合いにおいて、相手を上下関係でしか見ることができない人なのだ。

 「上にへつらうひとで、下にはやさしいという人を見たことある?」

 私は無いのだ。
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by mayumi-senba | 2004-11-07 15:50 | 世間のこと
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