カルチャーショック

息子から電話があって、

 「僕が読んでいた本が取り上げられて、抗議をしたら家に送るということだから、それを見たら問題ないという返事をしといて。」

という。取り上げられたのは「クイアジャパン」という本らしい。

 息子は、遥洋子ー上野千鶴子ラインをこよなく尊敬している。例の「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」を読んで以来、上野千鶴子さんがこの世の中でケンカがもっとも強い人であるとインプットされているのかもしれない。生来喧嘩好きな彼は、ミルコ・クロコップと同じ感じでリスペクトしているのだ。

 で、それ以来、サッカーと格闘技とフェミニズム関係の本が好きな、妙な少年になってしまった。

 また、橋本治なんかも好きで読んだりしていて、同性愛についても関心を覚えたらしい。

 問題の本はどうもフェミニストと同性愛の人が数名ずつ筆者として名前を連ねているらしい。「醜い」ということに焦点を当てて論考しているのだという。

 写真が強烈なため、同性愛のあおり本だと思われたらしいが、息子としては同性愛の本なら読んではいけないというのもおかしなことなので、まじめな本だと抗議をしたら、
 「同性愛は教義に反する。」
と返事されたらしい。
 「キリストはすべての人を愛せ、と言ったのではないのか。」
と食いついたら、日本に送って親に見て貰う、ということで決着したらしい。
 「それなら送料は学校もちにしてくれと言っといたよ。」

 最後の言葉で、結構やるな、と感心しながら、
 「そもそも宗教というのは信じるもの、教義に従うものだけを愛せ、といってるんじゃないの。」
などと、クリスチャンじゃないもの同士、素養のないもの同士でレベルの低い宗教談義をした。

 そして、話しながらアマゾンで調べたら、5巻まで出版されているので、
 「なんならもう一冊買って一緒にに送り返してあげようか。」
と言っておいた。

 追伸:抗議のなかでフェミニズムという言葉を使ったら、数人の先生達が、
 「それはいったいなんだ。」
とお互い同士で顔を見合わせていたらしい。
 

 
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by mayumi-senba | 2005-01-23 23:39 | 息子
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