ママのちんちんを貸してあげてる

 私が息子についた、最大の嘘は、

 「ママのちんちんを貸してあげてる。」

ということだった。一緒にお風呂に入っているときにも、一刻だってじっとしない息子に、

 「そんなことするんだったら、ちんちん返して!!」
と怒っていた。
 
 息子はそのときだけ、全身の力を込めて、
 「イヤダ!!」
と叫んでいた。そしてその暇に私は息子の身体を洗うのだった。

 それはいたいけで可愛かった。

 かすかに、去勢不安、グレートマザー、などというおどろおどろしい心理学用語が頭をかすめもしたが、まあ、やめようとも思わなかった。

 いつしか、「イヤダ!!」から、「ウソダ!!」に変わり、私もつまらなくなって言わなくなった。
 

 
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by mayumi-senba | 2005-04-24 15:05 | 息子
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