二十数年前に真っ赤な顔をして生まれてきた姪っ子が、赤ん坊を育てながら、切子作家をしている。あ、忘れかけたが夫もいる。
欲目なのかセンスがよい。 注文したがなかなか商品は届かず、というのも、結構ファンがいるので、おばさんは後回しになってるらしい。 こんなこと、読んで誰が面白いだろうか。しかし私は面白くて書かずにはいられない。 あの、手の動かし方がわからずに、意味のない動きを繰り返してばかりいた赤ん坊(当たり前だ)だった子が、いまや繊細な工芸品を作っている。 考えてみれば息子は、鱧好きのあまり自分でさばいたりしている。仕事をして給料ももらっている。 そういえば私も、父にそっくりで残念な顔立ちの赤ん坊だったが、今や、「先生」などと呼ばれている。生涯で言えば、「先生」と呼ばれた回数が最も多いのではないか。もはや、私を名前で呼ぶ人は、年長の親戚のみ。10人いるだろうか。 赤ん坊は、生きていれば年をとり、体も心も環境も刻々と変わる。 当たり前だが、私には不思議で面白いのである。
by mayumi-senba
| 2014-11-12 22:02
| 疑問のまま
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