人をビビらすお寺?

高い高いビル

 そういえば2年ほど前、京都でシンポジウムがあって行くことにしたら、息子が
 「僕も行く。」
と言うので連れて行くことにした。

 シンポが始まるまでに、東本願寺に行って見ようとおもい、たまたま道端に立っている僧形の人に道順を聞いてみた。聞いた後、後ろの建物を見ると、西本願寺だった。

 特別な理由があって東本願寺にいきたかったわけではないので、西本願寺でもその他のお寺でもよかったのであるが、いまさらここでもいいとも言えず、そそくさとその場を立ち去った。

 息子は、
 「僕には、そんなことできない。母さんはよくそんな恥ずかしいことができるな。」
と言うが、知っていたらしないよ。


 東本願寺に入ると、その大きさの圧倒された。人はたくさんいたと思うが、その広さと大きさのために、やはりまばらに、そして、それぞれの人たちはとても小さく見えた。

 人が大勢いるのに静かで厳かな感じ、そんな感じを味わっている私に息子が言った。

 「母さん、このお寺は人をビビらすために造ったのかな?」

 そう言われたその瞬間から、私にも、見渡すすべてが人をビビらす装置に見えてきた。

 死んだおばあちゃんが聞いたら、
 「この、バチアタリが!!」
と言われそう。

 「人をビビらす装置でもあったんだろうな。」
と思いながら、もう一度その美しくも荘厳な世界を堪能してきた。

 その後、私はシンポに、息子は気ままな京都めぐりをしに、別行動となった。
 ホントは、息子にくっついていって、見るもの聞くものが息子の目にどう映るのか、その場で聞いてみたいような気がしたが、それはよした。
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by mayumi-senba | 2004-05-19 13:18 | 息子
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