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憲法の全文を教えなくてもいいの?

The Pledge of Allegiance

 学校の先生をしている友人と久しぶりに会った。
 ひょんなことから、法律の話になった。

  「ここまではしてもいい、これ以上はしてはいけない。」
ということは、個々人で違っているのが当たり前だと私は思っている。
 それにかかわる人たちの人間関係によっても変わってくる。脅迫や暴力などが介在しない関係の中では、お互いの中で了解できていることなら、他人が見て、
 「やりすぎ。」
と思っても、それはそれ。

 しかし、お互いの間でどうにも擦り合わせができないならば、法律に登場いただくしか仕方がない。

 その法律を作るときに、ここまでは決めていい、これ以上は決めてはいけない、という制限をかけるものが憲法の役目だろうと理解している。

 義務教育を終えるまでの間に、憲法の全文と、憲法と法律や条例との関係、などを教える義務が学校にはあるのではないか。私は教えてもらった覚えがないし、どうもうちの子も教えてもらっていないようだ。

 「子どもたちは国民として知っておく義務があるのではないか。」

と私が彼に言うと、彼は驚くべきことを口にした。

 「教える時間がとられていないし、教えると偏向教育といわれるんだ。」

 国旗や国歌との付き合い方など、一年に何回も何回も教えなくても、必要な立場になればすぐに覚えることだし、一生不要な人だっている。
 だいたい、国際交流の場では普通こういう風に振舞う、ということを教えてやればよいのだと思う。国際交流とは関係のない場所での付き合い方は、もうその人その人の好みの問題ではないのだろうか。
 なぜあれほど躍起になって、しかも国際交流とは縁のないところで教えるのか不思議で仕方がないが、生活の基本にある憲法は教えてはいけないのか。

 なんか、とっても不思議な感じがする。旗や歌より、まず憲法ではないのだろうか。
 淡々と憲法を教えることは義務教育の義務のような気がする。


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by mayumi-senba | 2004-05-23 21:05 | 世間のこと
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