好きな男に食べさせたい料理

というようなテーマで、若い女の子たちと話す機会が多い。

 私とて気持ちは分からなくもないが、そこをめざして料理を始めると、結局道は遠い、と思う。

 自分が食べたいものおいしくすることを考える。おいしくできたら、身近な人におすそ分けする。反応を見る。
 それは、一人分を作り続けるのは難しいからだ。作りやすい4人分くらいを作って、食べきれないからおすそ分けする。
 それと少しは客観的な評価もあると励みになる。
 そうやってレパートリーと応用力を鍛える。

 回数を重ねて自分の目指す味により近い味を出せるようになると、後は、彼の味の好みをさぐり、そこを目指して味を整える。

 時に多くの人に評判がよかったものを食べさせる。

 自分がおいしいと思ったものを食べさせる。

 さらに、「これはきっとおいしいというに違いない」というものが作れるようにする。

 要するに、手持ちの「ネタ」を増やしておいて、「そのとき」にふさわしいものを作れるようにしておく。

 彼との関係までは責任は取れないが、少なくとも、自分が好きなものを作る力と同時に、そこそこ相手に合わせた料理が作れるようになるから、これは結構人生の財産になるんですよ。

 だって、一緒に食事をして楽しいかどうかは、ともに暮らしていけるか、友達として付き合っていけるかどうかのかなり重要な要件、とここまで書いて、これって「私にとって」かな、とも思う。
 
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by mayumi-senba | 2006-12-25 13:52 | 美味しい!
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