私だけの宗教

 近頃、死について考える時間が増えた。
 まったく考えないというような日はない。

  死にたいと考えるわけではない。
  死にたくないとも思わない。
  いつか死ぬ、ということを考える。
  
 父も母も、いつか死ぬ。
 自分も死ぬ。
 友人も死ぬ。

 不思議なことに、息子が死ぬとは思わない。

 今まで見送った人たちのことを思う。
 これから見送ることになる人を思う。

 そして、世界がいままでとは違って見えてきた。

 宗教とは何か、ということが、ずっと疑問だった。
 何かうっすらと見えてきたような気がする。

 とても単純なことで、誰でも知っていることかもしれないけれど、
 私はやっとわかった気がする。

 宗教の中心にあるのは、死、だ。
 死からはじまる思考や行動、感受性。

 釈迦もキリストもマホメットもなんだか身近に感じる。
 けれども、私には私の宗教がある。
 私だけの宗教。
 
[PR]
by mayumi-senba | 2007-01-04 02:08 | 自分のこと
<< 個人について 好きなもの。 >>