愛情

 息子が生まれてから、もちろん息子の幸せが最も大きな願いとなったが、理屈でいえば「この子一人の幸せ」というのはありえないことだし、もっと生物学的な欲求と思われるような強さで、息子の友達や、もう少し広く言えば、息子と同世代の子たちに対する愛情がわいてくるのを、私は自然なこととして受け入れていた。

 昨日、少し用があって、敬愛する年長の友人と会い、用事はそこそこに長時間にわたって話し込んだ。

 彼女は有能な経営者であり、いつ話しても深く心に染み入るような言葉が出てくるひとで、それはむしろきれいごとだけではすまない世界に生きているからこそ磨かれるものかもしれないと思われた。

 そんな彼女が自分より下の世代に、広く愛情を感じているということ言った。
 彼女の行動や、感動は、それを裏打ちしている。

 帰宅してからその言葉が反芻され、涙が出てくる。

 
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by mayumi-senba | 2007-11-18 13:55 | 世間のこと
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