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yaritai-houdaiさんのこの感覚

子育て=親が育て  る? られる?

 子育てのことを語るときに、ああすればいい、こうすればいい、というのはとても恥ずかしいことだと思っている。

 こうすればいい、とか、こんなことはいけない、という人は、自分や自分の子どもが子育ての成功例だと思っていることを公言していることになる。それって恥ずかしい。その恥ずかしさに気がつかない人の子育てって、どんなだろう。

 子育てが成功だったかどうかなんて、その子どもが死ぬときに、
 「いろんなことがあったけど、生まれてきてよかった。」
と思えるかどうか、ということが一番大きい。

 そんなことは、もう、親としては「目標」というより「祈り」に近いことだ。

 発展途上の子どもを見て、その親がいいの悪いのといっている暇があったら、その子と、大人として、人間として、親しく適切な距離をもって付き合えばよいのだと思う。適切な距離、がどの程度なのかを測る勘は、付き合っているうちに磨かれてくる。

 子どもから遠くにいる人や目の前の子どもが見えない人に限って、他人の子育てを云々する。

 だから、yaritai-houdaiさんのこの感覚が、とても好きだ。いいかどうかなんていうつもりはない。
by mayumi-senba | 2004-07-19 07:49 | 世間のこと
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