膜一枚
男というもの、女以上に批判を気にします。性行為について評価基準 ― つまり、他の男との性体験 ― を持つ女を恐がる気持ちが、男の心に片隅にはあったりするのです。 驚くべきことに、母は、小学生の私にそのことを告げています。たぶん、母もそのように教えられたのでしょう。 ただ、私たちのころには初潮の時期が小学校の高学年になっていて、母が教えられたよりは早い時期に聞いたことになるのでしょう。 母が、渾身の迫力で教えたにもかかわらず、私は、 「ああ、そうですか。」 という受け止め方しかしませんでした。 そんなことを気にして処女としか結婚せんような男なら、そもそも、いらん。 そういう男が好きな女と結婚したらよろしい。 そう思っていました。小学生でも、それくらいのことは考えるものです。 もちろん当時は処女です(笑)。 母が内面化した男の恐怖心を、私は遂にそうは出来なかった、ということですね。 でも、心の片隅にそのようなコンプレックスを抱えている男は好きですね。 そのコンプレックスを、出来れば抱えもつ強さを持って欲しい。 処女でないと、というのは、コンプレックスが口をきいているようで・・・。 あっ、私の男の好みを訊かれているわけではありませんでした。 それに、処女も何も、証拠が今寝転んでテレビを見ながら、頭を掻いています。 証拠に向かって何をゆうねん
by mayumi-senba
| 2004-08-06 21:30
| 世間のこと
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