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それは下品

 東京の航空写真を見るたびに、皇居の緑が目に入り、今の日本であれが守られているのはあの方たちがそこに住んでいるからに違いないと思う。

 皇室をこよなく愛する人たち、そこそこ愛している人たち、は皇室に不可侵性を感じ、その周りにいる私のような、

特別な教育を受けてはいおられるだろうけれど私と同じ人間としか見えず、同じ人間であるからその境遇をお気の毒に思いながらも、ただそれだけ。」
「ほかの人たちに失礼があってはいけないように、彼らに失礼があってはいけない。」

というように感じている者は、まあ、

 「誰かが大事にしているものは、あえて壊さなくても。」
というような気分で侵しがたく思う。

 そんなこんなで付随的に守られているものがたくさんある。

 彼らが、
 「こんな仕事を押し付けるのは勘弁して欲しい。」
といわないのであれば、それはそれでいいのかなと思ったりする。

 いやだ、といってはいけないこともないらしい。
 禁止も無く罰則も無いらしい。
 いえ、実際はすごい圧力があるでしょうけれど。
 
 私が疎ましく思うのは、皇室を盲目的に愛する人たちの中に、愛するあまりそれ以外の人に対するあまりに失礼な発言を省みる冷静さを失い、また、国民すべてが自分と同じように彼らを愛している、あるいは愛すべきであると思っているような人たちがいることである。
 それがまた立派な肩書きを引っさげて登場し、テレビやなんかで声高に主張する。

 それは一言で言えば「下品」であると思う。

 

 
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by mayumi-senba | 2006-09-15 02:07 | 世間のこと

そこのところがちょっとわかりにくくても、

 秋篠宮家にお子さんが生まれたことはめでたいことだ。
 男の子でも女の子でも、そこのところがちょっとわかりにくくても、ご夫妻は喜んでおられるに違いない。

 次の次の天皇にどなたがなられても、まあ、何か問題が起こればそのときになって考えてもよいことかな、と、わが身ならではこのように多少無責任にもなれる。

 それにしても、男系相続でないといけない、と言う人の言ってることがわからない。

 思いつくままに、

1.今までずっとそうで、先祖がかなり無理をして守り続けてきた皇位継承のありかただから。
2.これだけの長きに渡って男系相続が守られているのは世界中探してもほかに例が無く、希少である。希少であるということだけで、尊いことだ。その証拠に海外ではそのことで日本皇室が尊敬されている。
3.y遺伝子の継承である。
4.女系相続だと女帝の夫にどこの馬の骨ともわからないものが皇室にはいって、皇室をどのように悪用しないとも限らない。
5.天皇は激務であり、出産をすることになる身には負担が大きすぎる。

 まだあったかもしれないけど、これくらいにしておく。

2.について。
 文化人類学的に希少な例である、ということか。
 希少だから尊い、という発想もまた、彼らは貴金属のような存在か?それともイリオモテヤマネコのような存在か。という突込みを入れたくなる。
 外国の人がそれを聞いて驚き、敬意を示すというのは、もうちょっと正確な文脈で伝えて欲しい気がする。
 「わが国には、世界でここにしか生息しない貴重な種類の美しい藻があります。」
といわれたら、私は、
 「それはすばらしい。どれですか。ああ、これは美しい。世界に誇るべきです。」
という。きっと。
 そんな文脈ではないのであろうか。仲良くするためには、相手が誇るものをほめる。これは処世のイロハだ。もしそうなら、それを根拠にするのはトートロジーだ。

3.「y遺伝子だけがその家系で確実に伝えられる。」
というが、まあ、伝えられた遺伝子が尊いというのなら、今いる男性の持つ遺伝子はすべては連綿と伝えられたものである。思えばあまたの生存競争に勝ち残り、自然淘汰の中を生き抜いた遺伝子だ。その意味では、天皇家の遺伝子もその他の遺伝子も等価である。
 先祖がたどれるかどうかというが、辿れたらどうしたというのか。
 
4.私は美智子さんや雅子さん、紀子さんが「どこの馬の骨かわからない」とは思わない。と同様に、女性天皇と結婚する男性は「どこの馬の骨かわからない」ことは無いんじゃないの?男性が危険なら、女性も危険じゃないの?どう違うの?

5.については「きっとやりようがある。」といいたい。親切ごかしに何を言ってるのか。
 いえ、天皇になる人は幸せだといいたいわけではない。

1.これがもっとも反論を許しにくいかも知れない。
 「いいか悪いかわからないけれど、一度壊したら元に戻せないものを、今われわれが壊していいのか。」
ということ。
 「では、ついこの間まで女性には参政権が無かったけれど、ずっとそうしてきたからそれでいいの?」
という類の反論を聞く。私はさらに加えたい。
 その習慣を必死で守ってきた人は誰なのか。先祖は、などというあいまいな表現はまやかしではないか。その年の作物の出来具合と、家族みんながその冬を乗り切れるかどうかということばかり心配している人が、皇室の男系相続を必死に守ったとは思えない。

 私の死んだ祖母は、いまいち国民国家に染まりきらず、江戸時代の人たちってこんなんじゃないかなと思うような感じの人であった。彼女は、近所の神社やお寺はすごく大事にしていたけれど、その神主の元締めが天皇である、なんていう認識は持ち合わせてなかった。
 その神主さんに対しても、うちらの神さんのお世話をみなに代わってしてくれている人、という感じしか持ってなかったように思う。

 で、私は疑うのだ。その「先祖」って誰よ?

 天皇家の周囲の、日本人の中で言えばごくひとにぎりの人たちが、いってしまえば思惑を持ってそうしてきた、ということではないのか。

 以上、別に男系でも女系でも、私は当事者の人たちをお気の毒に思うだけで、ことさらこうでなければならないという確固たる意見を持つものではない。

 ただ、男系を主張する人たちの言うことがいちいちわからないのだ。

「伝統があるから良い」のではない

男の子!

 
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by mayumi-senba | 2006-09-13 02:15 | 世間のこと

高杉さんて誰ですか?

似ている・・

 以前同じ職場で働いていた若いナースに、ちょっと得意げにメールを送ったら、
 「高杉さんて誰ですか? 私も知ってる人ですか?」
という返事が来た。

 いや、まじめで勉強家な子ですから・・・・。
 きっととっさにわからなかっただけだと思います。
 最近の入試なんかではあまり関係がないのかな。

 軽いめまいと脱力感。
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by mayumi-senba | 2006-09-13 00:38 | 世間のこと

それにしても、

 秋篠宮さんに、男の子がうまれたことで、

 私は、
 「雅子さんと愛子内親王はついている。皇太子も喜んでいるに違いない。」
と、反射的に思ったが、この反射的に思うことは、自分の心を映し出している。

 女性で、
 「雅子さん、可愛そう。」
といっている人が意外に多い。

 子どもが、あるいは自分が天皇になったら、どんな幸せが待っていると思っているのだろう。

 しかし、また、周囲のすごい期待の中で、自由を内親王よりさらに制限される子供が一人。
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by mayumi-senba | 2006-09-11 23:29 | 世間のこと

似ている・・

 今回は、前回の続きを書こうと思っていたのに、予定変更。

 今日、とてもおいしい中辛紅ザケと、長時間発酵全粒粉パンを買いに近くのデパートに行ったら、何処かで見たことあるような、というより、よく知っている人にとっても似ている人が歩いていたので、ここはひとつしっかり思い出してみようとがんばってみたら・・・・、

 なんと・・・・、

 高杉晋作にそっくりなんです。a0011256_23112665.jpg

 年のころなら20代後半。スーツ姿が決まっているサラリーマン風、携帯で誰かと真剣な顔つきのまま話しながら歩いている、高杉晋作!

 きっと彼はそのことに気がついているはず。
 子供のころから、
 「晋作の生まれ変わり」
などといわれながら、本人もすっかりその気になって、晋作と自分を重ね合わせながら生きてきたに違いない!!

 ここで妙案が浮かんできました。

 「誰かに似ている」子育て大作戦

 「あなたは、生まれたときからとってもアインシュタインに似ていた。ちょっと違うという人もいるけど、それは、いやがうえにも内面から出てくるその賢さの共通点を、というより、そのものの魂を感知する能力がないだけ。ママにはわかる。あなたはきっと、一般相対性理論 どころか、超普遍的相対性理論を発見してしまうに違いない!!」

 「あなたは、白州次郎に似ている。生まれ変わりとしか思えない。なぜなら、足が長い。いや、今見えているその足ではなく、心の足が長い。それは黙っていても滲み出てくる。ああ、長い!!カッコイイ!!!」

 本人すっかりその気。

 って、これどうでしょう。
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by mayumi-senba | 2006-09-11 23:20 | 世間のこと

・・・主義

 ・・・主義、という言葉を初めて聞いたのは、小学生のころ。

 大学生になっている従姉妹のうちにお泊りに行って、日ごろ不思議に思っていることを聞いてみた。

 「どうしてベトナムとアメリカは戦争してるの?」

 「自由主義と共産主義の戦争。考え方が違うから戦争するねん。」

 「考え方が違っても、戦争なんかすることないやん。何も殺し合うことないやん。」

 「ところが、どっちも負けるわけにはいかんねん。負けるわけにはいかんから、戦争するしかないんやろう。」

 このやり取りで、この件については、大学生の従姉妹では小学生の私に理解させるのは荷が勝っている、ということだけが伝わってきた。
 その後も、いつも心のどこかにあった疑問だが、高校で歴史を学んでも、大学生になっても、大人になっても、子供を産んでも、それでも私には腑に落ちないことだった。

 ただ、その過程で、カンボジアや中国で起きた粛清について、ニュースで見たりすることもあった。しかし、そのころの私には、通り過ぎる時に垣間見た風景のひとつのように、ほんの少しの引っかかりだけしか心に痕跡を残さなかった。

 しなければいけないことも、したいこともたくさんあったからだ。
  能天気に見える大人たちに囲まれ、能天気に育った私には、「・・・主義」に関心を持つ人とは違った物事の優先順位のつけ方があった。
 
 「エースを狙え」を読むことは、優先順位がかなり高いところにあった。
 社会に関心を持たない戦後最初の世代だったかも知れない。
 テレビがうちにない時代を、私は知らない。
 
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by mayumi-senba | 2006-09-04 22:12 | 自分のこと

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雷でパソコンが壊れて、
「外付けHDにファイルを保存しといてよかった~。」
と思ったけれど、メールアドレスが消えてしまいました。

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by mayumi-senba | 2006-09-03 21:59 | その他