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私は私

  昨日は、広島の若手ジャズボーカリスト、因幡由紀さんのライブに行ってきた。

  少し元気が出てきたので、出かけられるようになった。

  彼女の声は、ふくらみがあって、適度にウェットで、私が一番引惹かれるタイプの声だ。華奢なからだから、ちょっとミスマッチとも思われるくらい。ルックスも知的でチャーミングな彼女です。いくつかな?

  ちょっと前にホテルの弾き語りで聞いた時より、さらにうまくなってる気がする。

  で、話は変わるが、私はギタリストの指が動きまわるギターばかり眺めていた。

  小さいころ、病院の薬局に入り込んでは、薬剤師が薬を次々と調剤するのを飽きずに眺めていたことを思い出す。若い人は知らないと思うが、正方形の紙の真ん中に1回分の薬をおいて、三角形に折りたたんでから、最後は変形の5角形になる。それを折り目の中に突き刺すように重ねて薬袋に入れる。前と同じ薬の患者は前に渡された薬袋を持ってきていてそれに入れる。ちっとも自慢にならないけど、私はこの薬の包み方を今でも覚えている。

  かしわやさん(鶏肉と卵だけを売っている。私が幼いころにはまだこういうお店があった!)で、開店前に卵を山のように積み上げていくのとか、お客に渡す時には割れないように新聞紙にきれいに包み込んでいくのとか、飽きずに見ていた。

  どこにでも入り込んでいってしまうので、母によく叱られていた。

  今も同じことが楽しいので、やっぱり私は私だと思うのである。
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by mayumi-senba | 2009-09-21 11:54 | 自分のこと

寂しいサザエさん

 子どもの頃に、日曜日の夕方テレビでサザエさんを見ると、無性に悲しいような寂しいような気分になった。

 その頃から、なぜ自分がそのように感じるのか、正確に分析できていた。

 楽しい休日が終わりに近づいていると、いやでも思い起こさせるからだ。
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by mayumi-senba | 2009-09-16 23:46 | 自分のこと

フリーズしないのよ。

  時々だけど、病院では、乱暴な言葉遣いでわれわれ職員を脅すような言葉遣いをする患者や家族がいる。

  職員の中には声を荒げられるとフリーズしてしまう子がけっこういる。

  少なくとも入院患者であれば、病気を抱えていてたいてい体が不自由なので、声を荒げる以上の乱暴を働こうとしても、たとえば今のこの年齢の私ですら、抑え込むことができるだろう。そんなことしないけど。

 もっといえば、ふつうに逃げれば追いつかれることはないので、要するにまったく恐るに足らない。

 理不尽なことを叫んでいれば、何も言わずにくるりと向きを変えて立ち去ればよい。
 同じことを繰り返すのであれば、こちらも同じことを繰り返すだけである。

 冷静に話すのであれば、きちんと話を聞いて、誤解があれば解き、要求がどうしても受け入れられないものであれば、可能な限り事情を話してわかってもらい、受け入れられるものは受け入れる。

  あせってしまい、黙って立ちすくんでしまうと、あいての理不尽な怒りがさらに増していくだけである。

  訓練だなあ、と思うのは、一度そういう目に会って、何度かこのような対応をすると、たいていの子は恐れず立ち去ることができるようになる。

  患者でなくて家族が大きな声でわけのわからないことを叫んでいれば、これは危険なことがないことはない。逃げてもつかまる可能性がある。

  でも、こういう人も恐れるに足らない。

  なぜなら、たいていそういう人は、頭が悪いか、そうでなくても頭に血が昇って冷静ではないので、怒鳴りたいだけ怒鳴ってもらって、その中で何が彼をそうさせているのかを冷静に探れば、警察を呼ぶべきか、糸口が見つけられるか、判断がつく。

 本当に危険な人は、こんなバカなことはしない。

 
  
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by mayumi-senba | 2009-09-14 21:38 | 世間のこと

浮気者

 夜に窓を開けていると、吹き込む風は、「秋」そのもの。
 隣のテニスコートから、虫の声が聞こえてくる

 いい季節になったなあと思う。
  
 私は
 「四季の中で秋が一番好きだ。」
と思う。

 ところが、この前の夏の初めにも、紫陽花が咲き、もうすぐヒマワリが咲くのだと思うと、同じように感じた。

 「夏が一番好きだ。」

 いくつのころからか、毎春、毎夏、毎秋、そして毎冬にそう思っている。

 私は浮気者だ。
 
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by mayumi-senba | 2009-09-12 21:50 | 自分のこと

在宅復帰・・・「お二人でしっかり話し合ってください。」

  こんなことがある。ときどき。

 脳卒中を患ったため、体が不自由になったが知的には問題がなく、介護保険のサービスを受ければ一人暮らしができる男性。

 この男性は在宅復帰を希望している。

 しかし、彼には同居する妻がいて、妻が、

 「自分には仕事があるので世話ができないから、うちに帰ってきてもらうと困る。」
 「自分は身体が弱いので世話ができないから、うちに帰ってきてもらうと困る。」
 「自分には、すでに一人介護をしている身内がいるので、うちに帰ってきてもらうと困る。」
 etc。

 このとき、夫がそれを聞き、施設入所を受け入れれば問題はない。
 
 夫が、
 「それでも自宅に帰りたい。妻の世話は受けない。」
と言う。

 すると妻は、うちに帰ってもらうと困るということとその理由を、夫ではなく私たち医師に、繰り返し訴えるのである。

 そもそも、介護サービスを受ければ一人暮らしができる人が、
 「退院してうちに帰りたい。」
といえば、私達にはそれを止めることができない。
 「そうですか、どうぞ。」
というしかないのである。

 すると妻は、
 「私はどうなるのですか!!」
と怒りを込めて私たちに言う。

 「一切世話をしなければよい。」
と、私たちは、これもそう言うしかないのである。すると、

 「目の前にいるのにそんなわけにはいかないでしょう!!」
とさらに怒りを込めた言葉が返ってくる。

 「世話をするかしないかは、あなたの自由です。どうしても夫が帰ってくるのが嫌だというのであれば、夫婦で話し合って別居するしかないでしょう。」
と答える。

 妻は、そこのところのやり取りや手続きを自分でしたくないから、医師から夫に、
 「自宅に帰るのは無理だ。」
と言ってほしいのだ。病状を理由にして。

 言いたいことはわかるので、同性として同情は禁じえないが、私たちは夫婦間の問題を裁いて判決を言い渡したりする権限を持たない。

 私たちにできるのは、

 夫に、
 「奥さんの手をわずらわさないようにしてあげてください。」
とお願いをするか、
 「奥さんが、目の前にいたらどうしても世話をしてしまうと言ってるので、そうすると奥さんが大変なので施設に行ってください。」
と、これもお願いするしかないのである。しかし、そもそも独居が可能な人の施設入所ということじたいが、制度上問題がないではない。

 実際はこういう場面で、医師は裁判官のようなふるまいをすることが多い。

 私は、それはどうかと思う。

 「お二人でしっかり話し合ってください。」

ということにしている。

 

 
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by mayumi-senba | 2009-09-07 17:29 | 世間のこと

鳩山新政権は記者クラブ開放という歴史的な一歩を踏み出せるか

鳩山新政権は記者クラブ開放という歴史的な一歩を踏み出せるか

 記者クラブ問題については、上杉さんの活躍に注目してきたので、現在の彼の昂揚ぶりが共有できる気がする。

  なぜ、それほどまでに記者クラブが重要なのか? それは記者クラブ制度がメディアのみならず、じつは霞ヶ関にとって、極めて都合のよいシステムだからだ。

 官僚たちは、記者クラブをコントロールすることによって政治家を使い、自らの利権構造を強固にしてきた。与党と記者クラブが癒着することで、巧妙にその操舵室に忍び込み、歪んだ権力のトライアングルを操縦し、もっとも甘い汁を吸い続けてきたのは官僚たちである。


 民主党政権についてはそれぞれの立場で注目する点が異なることだろうと思うが、私は、ここに関心が集中している。
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by mayumi-senba | 2009-09-03 23:37 | 世間のこと