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うちの嫁に

楽しい電車

 私はただの一度も経験はないが、私の世代ではまだこんなことが現実にあった。親御さんに気に入られて、「ぜひうちの息子の嫁に。」と請われて嫁ぐ、というようなことだ。

 実際、私の小学校の頃の友達が、勤務先の銀行で取引先の資産家に見染められ、「孫の嫁に」と請われて交際が始まり、ついに結婚したのだ。

 当時の私にとって、そんな結婚は信じられないことだった。請われもしないで言うのもなんだが、そんなことで相手の男性が結婚してもいいと思えるほど好きになれるだろうか、と訝しかったのだ。

 そんなことをいう親や祖父母もどんな気持ちで言うんだろうと思っていた。

 が、一昨日私は理解したのだ。

 「こんな子が息子の妻になってくれたら・・・・・。」

 名前も聞かずに別れたのは、私なりの抑制だった。
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by mayumi-senba | 2010-12-27 21:26 | 自分のこと

楽しい電車

  昨日、遠方で忘年会があり、久しぶりに電車を使った。

 帰りの電車の中で、酔った男のこえで、
  「・・・・・・んか、わりゃ。」
とか、
  「・・・・・・ぞ、ほんま。」
とか、言葉だけ聞くと今にも大喧嘩が始まりそうな応酬だった。でも、私には勢いの弱いおしっこの掛け合いをだらだらしているようにしか聞こえなかった。
 
  私のとなりに座っている若い女性が心配なのかそわそわし始めたので、
  「あれは心配しなくてもいいわ。あの酔い方だと大した喧嘩にならないし、本気でやる気なら、もうとっくに始まってるから。」
と、私は言った。彼女は、
 「喧嘩が始まったら非常ボタンを押そうかと思ってたんです。」
と言った。私は彼女に好感を持った。見て見ぬ振りができない子なんだ。

 ふと気がつくと、私と彼女の座っている席はシルバーシートだった。
 「あら、ここはシルバーシートだったのね。気がつかなかったわ。」
というと、
 「この席は、必要な人が乗ってこられたら立って席を譲る気持ちのある人が座ればいいんです。」
と彼女はほほ笑みながら言った。私はさらに彼女が好きになって、私が男性だったら即刻デートに誘うな、なんて思いながら、
 「そう考えればいいのね。ありがとう。」
というと、
 「私もある人からそう教えられてからこの席に座るようになったんです。」
と、もっと愛らしい笑顔で答えてくれた。

 そのあと少し楽しい会話が続いたが、横川駅で二人とも降りて、それぞれの行く方向に向かった。私はとてもあたたかく名残惜しい心持ちだった。

 
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by mayumi-senba | 2010-12-26 18:22 | 世間のこと

想像してみる

  今話題の大桃さんと麻木さんはどちらも好きなタレントさん。
 
  騒ぎの内容の細部は知らないが、大桃さんが麻木さんと元夫の交際をツイッターに書き込んだとのこと。

  今回のことは、二人が男性であればどういう評価を受けただろうと考えてみるのも大事な視点だと思う。

  どちらかというと、大桃さんがアウトかな。法律的にどうかということではなく、あくまでも周囲の評価という点では。
  
  いや、よく考えてみると、正直なところ、私は大桃さんにちょっとがっかりしている。そんなことで騒ぎ立てるな、といいたい気分。
 
  二人の才能をこんなことでつぶして欲しくない。

  元夫は・・・・、あまり関心がない。


  
  
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by mayumi-senba | 2010-12-26 02:59 | 世間のこと

怒る能力

 思春期にある理由で激しく両親に対して恨みを持ち、そのまま大人になって50代になった人がいる。

 理由を聞けば、恨みを持つのも無理はない、と私も思う。

 その人と話をすると、他の話であっても、窮屈で息が苦しくなる。
 恨みや怒りがそこここに顔を出しているので、心に無用な波が立つのだ。

 職業柄、私はそんなときに比較的冷静に話せるようになっているが、その人と友人になれるかというとそれはしんどい。

 人は恨みや怒りを反芻すると、恨んだり怒ったりする能力が発達するようだ。

 それはあたかも、何かのきっかけで算数がすきになり、算数ばかり勉強していて、ほんとうに算数が得意になるようなものだ。

 怒る能力は必要であると思う。また、それを、必要に応じて昇華させる能力も必要であるが、ただ単に怒るというようなことも必要だと思う。

 まったく怒りを表さない人を見ると、それはそれで気持ちが悪い。自覚的であろうとなかろうと、人間に怒りがないはずがないからだ。表し方を知らないのではないだろうかと思う。心か体を病むのではないか、すでに病んでいるのではないか、と思うこともある。

 しかし、怒りや恨みにあまりに親和的になってしまっている人を見て、失礼ながら気の毒で仕方がない。好きでそうなったのではなくて、周りにそれを和らげてくれる大人がいない環境で育ってしまったということが大きい。彼にはもしかしたら、もっと別の才能を開花させる素質があったかもしれない。

 私はつくづく、生まれ持った才能の総和について、実に神様は平等であると思う。
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by mayumi-senba | 2010-12-23 09:01 | 世間のこと

政治家

  こんな人が政治家になってくれればいいな、と思われる人がいる。

  ところがそんな人は政治家になろうとつゆも考えていない。たぶん政治というものがどれほどややこしく、物事を簡単に考えたら結果がまったく別のものになってしまうことを、感覚的に知っているから、自分の手に負えるものではないと考えているだろうと思う。

 たぶん、もともと、手に負える、と実感できるようなものではないのだ。

 政治家の中で、「大政治家」と呼ばれる人は、そんな人の中でタフな人が政治家になった結果であって、それ以外の「政治家」は、頭の構造が普通よりすこし単純だから政治家になろうと考えることができたのではないか、と思えてしまう。

 政治家は悪党で構わない。結果国民が幸せになればよいのである。
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by mayumi-senba | 2010-12-19 08:30 | 世間のこと