「お前が言うな!!」
と思わず叫びたくなるようなことが、時々だけどある。 以前の勤務先で、管理職を集めた会議で経営者が言った。 「職員は、出勤時刻の5分前には着替えを済ませて持ち場にいるように徹底するように。」 私は強い違和感を感じたし今も感じ続けている。 たとえば職員同士で、 「私は5分前には着替えを済ませて持ち場にいるようにしているのよ。みんなそうしようよ。」 というのならわかる。労働者としての美学の問題だし、それを越えるものではないからだ。 しかし、労働に対する対価を払っている者が、それを指示するのであれば、それはすでに労働になるので対価を払わなければならないのではないか。 5分に対する対価と、制服を着用するのが業務命令なのであれば、その着替えを行う時間も労働であり、その対価を合わせて余分に支払われなければならないのではないか。 こんなことを言う私が、では杓子定規に定刻に出勤して定刻に帰るかというとそんなことはない。 何やかやと超過勤務をしていて、特段シビアに文句を言い立てたりしていない。 しかし、ここでいいたくなるではないか。 「お前が言うな!!」 と。 これは古典的な労働問題で、法律レベルではいろいろ判例があるのだろうが、道理のレベルでいいたい。 ある言葉を口にしていいかいけないか、立場をわきまえたほうがよい。
by mayumi-senba
| 2007-07-21 22:34
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